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テレアポで物上げ効率アップ!
不動産営業の成功率を高めるコツとは

オートコール

UPDATE :

物上げ(物件仕入れ)の営業手法のひとつであるテレアポ。時間とコストを抑えつつ、多くの見込み客にアプローチできる有効な手法ですが、ただ闇雲に電話をかけるだけでは高い成果を得ることは困難です。

 

本記事では、テレアポを活用した物上げの効率を向上させるためのポイントを、準備段階から実践、そしてフォローアップまで、段階的に解説していきます。

目次

1. テレアポによる物上げの基本

不動産業界において、テレアポによる物上げは効率的な営業手法として注目されています。ここでは、テレアポによる物上げの基本的な概念と重要性について詳しく解説していきます。

物上げ(不動産仕入れ)の定義と重要性

物上げとは、不動産業界で使われる専門用語で、簡単に言えば「物件の仕入れ」を意味します。具体的には、売却希望の物件所有者から物件を獲得する行為を指します。

不動産会社にとって、物上げは事業の根幹を成す重要なプロセスです。なぜなら、質の良い物件を適切な価格で仕入れることができれば、後の販売や賃貸において高い利益を得られる可能性が高まるからです。また、物上げは単なる物件の獲得だけでなく、所有者との信頼関係構築の機会でもあります。

物上げにおけるテレアポの位置づけと利点

不動産営業の全体プロセスにおいて、テレアポは物上げの入り口として重要な役割を果たします。テレアポを通じて初期接触を行うことで、以下のような利点があります。

初期スクリーニングできる:
売却意欲や物件状況を事前に把握できる

面談までのクッションになる:
丁寧な電話対応を行うことで好印象を与え、対面での詳細な商談につなげやくなる

効率的に情報収集できる:
物件や所有者に関する基本情報を効率的に得られる

コストを節約できる:
訪問営業に比べて移動時間やコストを抑えられる

ブランディングにつながる:
会社や担当者の印象を電話を通じて形成できる

テレアポは、その後の対面営業や契約交渉の土台となる重要なステップです。適切に実施することで、物上げプロセス全体の効率が高まり、成功率の向上につながります。

物上げにおけるテレアポの利点を表した図

2. テレアポを活用した物上げの準備

テレアポを成功させるためには綿密な準備が不可欠です。ここでは、テレアポを活用した物上げの準備段階で押さえるべき重要なポイントについて解説していきます。

効果的なテレアポを行うために必要な準備を表した図

ポイント1:効果的なターゲットリストを作成する

成功するテレアポの第一歩は、質の高いターゲットリストの作成から始まります。効果的なリスト作成のためには、以下のポイントに注目しましょう。

地域分析:
特定のエリアの不動産市場動向を調査し、需要の高い地域を特定する

物件タイプの絞り込み:
自社の強みや市場ニーズに合わせて、アプローチする物件タイプを決定する

所有者情報の収集:
登記簿謄本や不動産データベースを活用し、正確な所有者情報を入手する

優先順位付け:
築年数、立地、想定売却価格などの要素を考慮し、リストに優先順位をつける

質の高いターゲットリストを作成することで、テレアポの効率が大幅に向上し、物上げの成功率を高めることができます。

ポイント2:説得力のあるトークスクリプトを作成する

効果的なトークスクリプトは、テレアポの成功率を左右する重要な要素です。以下のポイントを押さえて、説得力のあるスクリプトを作成しましょう。

簡潔な自己紹介:
会社名と担当者名を明確に伝え、信頼感を醸成する

目的の明確化:
電話の目的を簡潔に説明し、相手の時間を尊重する姿勢を示す

価値提案:
物件売却のメリットや自社のサービスの強みを具体的に伝える

質問の準備:
所有者の状況や要望を把握するための適切な質問を用意する

クロージング:
次のステップ(例:面談の約束)への誘導を自然に行う

トークスクリプトは基本的な流れを押さえつつ、柔軟に対応できるよう準備することが重要です。

ポイント3:テレアポ前に物件情報と所有者情報を収集する

効果的なテレアポを行うためには、事前の情報収集が欠かせません。以下のポイントを押さえて、物件と所有者に関する情報を収集しましょう。

物件基本情報:
所在地、面積、築年数、構造などの基本的な情報を確認する

周辺環境:
最寄り駅、学校、商業施設などの周辺施設情報を調査する

市場動向:
対象地域の不動産価格推移や取引事例を研究する

所有者プロフィール:
可能な範囲で所有者の年齢、職業、家族構成などを把握する

所有履歴:
いつ頃から所有しているか、相続物件かどうかなどを確認する

これらの情報を事前に収集することで、テレアポ時により具体的かつ説得力のある提案が可能となります。

3. テレアポでの効果的なコミュニケーション術

テレアポによる物上げの成功はコミュニケーション能力に大きく左右されます。電話という非対面のツールを通じて、いかに信頼関係を構築し、相手の興味を引き出すかが鍵です。ここでは、テレアポでの効果的なコミュニケーション術について、具体的な手法とポイントを解説していきます。

信頼関係を構築するための話し方のコツと注意点

テレアポでは、短時間で相手との信頼関係を構築することが重要です。以下のコツと注意点を意識しながら、コミュニケーションを進めていきましょう。

明瞭な発声:
はっきりとした発音で、聞き取りやすい速度で話す

適切なトーン:
温かみのある声色で、誠実さと親しみやすさを演出する

アクティブリスニング:
相手の話をしっかりと聞き、適切な相槌を打つ

共感の表現:
相手の状況や感情を理解し、それに寄り添う言葉を使う

専門用語の適切な使用:
相手の理解度に合わせて、専門用語の使用を調整する

注意点としては、押し付けがましい態度や高圧的な話し方を避け、相手のペースに合わせることが大切です。また、個人情報の取り扱いには十分に注意を払い、プライバシーを尊重する姿勢を示すことも重要です。

テレアポにおけるコミュニケーションのポイントをまとめた図

物件所有者からのよくある質問への対応方法

テレアポ中、物件所有者からさまざまな質問が寄せられます。これらの質問に的確に答えることで、専門性と信頼性をアピールできます。以下に、よくある質問とその対応方法を紹介します。

▼例1
質問:「なぜ私の物件に興味があるのですか?」 
回答:「お客様の物件は、立地や規模が当社の取り扱い物件として最適だと判断したためです」

▼例2
質問:「売却にはどのくらいの時間がかかりますか?」
 回答:「物件の状況や市場環境にもよりますが、通常3〜6カ月程度です。具体的なスケジュールは、実際に物件を拝見してからご提案させていただきます」

▼例3
質問:「売却価格はいくらくらいになりますか?」 
回答:「正確な査定には実際の物件確認が必要です。ただ、周辺相場から概算で◯◯円〜◯◯円程度と予想されます。詳細は無料で査定させていただきますが、いかがでしょうか?」

質問に対しては、誠実かつ具体的に回答し、必要に応じて追加の情報提供や面談の提案をすることが効果的です。

相手の興味と信頼を引き出すテクニックとタイミング

相手の興味と信頼を引き出すためには、適切なタイミングで効果的なテクニックを用いることが重要です。以下にいくつかのテクニックとそのタイミングを紹介します。

ベネフィットの強調:
アクション:物件売却のメリットを具体的に説明する
タイミング:相手が売却に興味を示した直後

成功事例の紹介:
アクション:類似物件の売却成功例を簡潔に伝える
タイミング:相手が売却の不安を口にしたとき

専門知識の提供:
アクション:不動産市場の動向や税制について情報を提供する
タイミング:相手が市場や制度について質問してきたとき

クロージング:
アクション:次のステップ(面談や査定)への誘導を行う
タイミング:相手の反応が良好で、一定の信頼関係が構築できたと感じたとき

これらのテクニックを適切なタイミングで使用することで、相手の興味を喚起し、信頼関係を深めることができます。ただし、押し付けがましくならないよう、相手の反応を見ながら柔軟に対応することが大切です。

4. テレアポ後のフォローアップ戦略

テレアポによる初回接触は、物上げプロセスの第一歩に過ぎません。成約につなげるためには、その後の適切なフォローアップが重要です。ここでは、テレアポ後のフォローアップ戦略について、効果的な方法とタイミングを詳しく解説していきます。

テレアポ後の適切なタイミングでの再接触方法

テレアポ後の再接触は、タイミングと方法が成否を分けます。以下のポイントを押さえて、効果的な再接触を行いましょう。

即日フォロー:
テレアポ当日中に、メールや手紙で簡単なお礼と要点をまとめた資料を送付する

3日後フォロー:
電話で追加情報の提供や質問への回答を行い、関心度を確認する

1週間後フォロー:
必要に応じて再度電話し、面談や査定の提案を行う

定期的な情報提供:
月1回程度、市場動向や関連情報をメールや郵送で提供する

再接触の頻度は相手の反応に応じて調整し、しつこくならないよう注意することが大切です。また、各接触の際には新たな価値を提供するよう心がけましょう。

テレアポ語に行うフォローアップをタイミング別に示した図

手紙やメールを使った追加アプローチの具体例

手紙やメールは、テレアポのフォローアップとして効果的な手段です。以下に具体的なアプローチの文面例を示します。

お礼状:
「先日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。ご質問いただいた◯◯について、詳細な資料を同封させていただきます」

情報提供メール:
「◯◯様の物件周辺で、先月◯件の取引がありました。平均㎡単価は◯◯円となっており、売却をご検討の良いタイミングかもしれません」

セミナー案内:
「来月◯日に、不動産売却に関する無料セミナーを開催いたします。◯◯様にもお役立ていただける内容となっておりますので、ぜひご参加ください」

これらのアプローチでは、相手のニーズに合わせた情報を提供し、次のステップへの自然な誘導を心がけることが重要です。

面談へとつなげるための効果的な提案と説得の技術

テレアポの最終目標は、実際の面談につなげることです。以下の技術を活用して、効果的な提案と説得を行いましょう。

ベネフィットの具体化:
「実際に物件を拝見することで、◯◯様の物件の強みを活かした具体的な売却戦略をご提案できます」

緊急性の演出:
「現在の市場動向を考えると、今が売却の好機です。早めの査定で、最適なタイミングを逃さないようにしましょう」

選択肢の提示:
「平日がご都合悪ければ、土日や夜間の訪問も可能です。◯◯様のご都合の良い日時をお聞かせください」

不安の解消:
「面談は無料で、約30分程度です。売却を急かすようなことは一切ございませんので、ご安心ください」

面談の提案時には、相手の立場に立って考え、メリットを明確に伝えることが大切です。また、相手の反応を見ながら、柔軟に対応することも重要です。

5. 物上げのテレアポを効率化するなら「オートコール」がおすすめ

今回は物上げでテレアポを活用するコツをご紹介しました。適切な準備と電話コミュニケーション、そして効果的なフォローアップを実践して対面営業につなげ、最終的な営業成功を目指してください。

一方で、テレアポは物上げプロセスの入口に過ぎません。飛び込み営業と比べれば効率的にアプローチできる営業手法ではありますが、営業担当の方が本来時間を割くべきは、確度の高い見込み客を成約につなげるアクションです。

そこでおすすめなのが、「オートコールシステム」の活用です。オートコールは架電業務を自動化し、事前に設定した音声ガイダンスを電話相手に伝達できるツールです。そのため、テレアポの大幅な効率化が可能になります。もちろん、いきなりアポイントの獲得を目的とするのではなく、売却に興味があるかどうかを確認する(顧客リストの情報を精査する)用途でも活用できます。

メディアリンクが提供する「MediaVoice」は、物上げの初期プロセスであるテレアポを自動化し、営業担当の方が本来注力すべき業務に時間を割ける環境を構築するツールです。ご興味のある方は、ぜひ以下のページから製品の詳細をご確認ください。

物上げのテレアポ効率化に役立つオートコール
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