【病院・クリニック】診療予約システム比較22選!
選び方や導入メリットを解説

病院やクリニックで予約対応の効率化を検討する際、診療予約システムの導入が選択肢となります。しかし、システムの種類は多く、自院に適したものを選ぶのは容易ではありません。
本記事では、診療予約システムの種類や選び方、そして実際に提供されているシステム22選を紹介します。また、従来の電話予約対応の必要性についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1. 診療予約システムとは
- 2. 診療予約システムのタイプ
- 3. 診療予約システムを導入するメリット
- 4. 診療予約システムを比較するポイント
- 5. 診療予約システム22選
- 5-1. 3Bees(株式会社メディ・ウェブ)
- 5-2. B4A(株式会社B4A)
- 5-3. check on(株式会社エヌオーシー)
- 5-4. CureSmile(マムクリエイト株式会社)
- 5-5. Emidel(東杏印刷株式会社)
- 5-6. iTICKET Smart Cloud(エムスリーソリューションズ株式会社)
- 5-7. Medibot(株式会社ソラリウム)
- 5-8. Nest診療(株式会社Botlogy)
- 5-9. QuiQ(株式会社peerNIST)
- 5-10. Reserve Manager V4(株式会社インテクア)
- 5-11. Wakumy(株式会社レイヤード)
- 5-12. あっちゅうま診療予約受付システム(株式会社タイムアンドトライ)
- 5-13. アポクル予約(カルー株式会社)
- 5-14. 診療予約2025(株式会社メディカルフォレスト)
- 5-15. デジスマ診療(エムスリーデジカル株式会社)
- 5-16. テルミーアイ(株式会社アイアコス)
- 5-17. ドクターキューブ(ドクターキューブ株式会社)
- 5-18. ドクターズ・ファイル アポ レジタス(株式会社ギミック)
- 5-19. ヘルステックONE byGMO(GMOヘルステック株式会社)
- 5-20. メディカル革命 byGMO(GMOリザーブプラス株式会社)
- 5-21. やくばと for Clinic(メドピア株式会社)
- 5-22. ヨヤクル(株式会社ヨヤクル)
- 6. 診療予約システムを導入する際の注意点
- 7. 電話予約の一次対応を自動化するなら「DXでんわ」
1. 診療予約システムとは
診療予約システムとは、WebサイトやLINE、専用アプリなどを通じて患者が診療の予約を行えるシステムです。インターネット環境があれば、患者は24時間いつでもどこからでも予約(変更)が可能になります。
従来の電話予約と並行して利用することで、受付スタッフの業務負担を軽減しながら、患者の利便性を向上させることができます。
病院やクリニックにとっては予約管理の効率化や待ち時間の短縮、院内の混雑緩和といった効果が期待できるため、近年多くの医療機関で導入が進んでいます。
2. 診療予約システムのタイプ
診療予約システムには、異なる特徴を持つ複数のタイプが存在します。自院の運用方法や患者層、導入目的に合わせて適切なタイプを選ぶことが重要です。ここでは代表的な以下4タイプについて解説します。
- 予約特化型
- LINE対応型
- アプリ対応型
- 受付対応業務の効率化型
予約特化型
予約特化型は、診療予約の受付と管理に機能を絞り込んだシンプルなシステムです。Web予約や順番予約、時間指定予約など基本的な予約機能を備えており、電話対応の削減を目的とする医療機関に適しています。
機能がシンプルな分、導入費用を抑えられる点や、操作が簡単で院内スタッフが使いこなしやすい点がメリットです。初めて予約システムを導入する小規模クリニックや、予約業務の効率化を第一の目的とする医療機関に向いているタイプと言えます。
LINE対応型
LINE対応型は、多くの患者が日常的に利用しているLINEアプリを活用して予約を受け付けるシステムです。患者は新たなアプリをインストールする必要がなく、使い慣れたLINE上で予約や予約確認、キャンセルなどの操作を完結できます。
LINE公式アカウントと連携することで、診療日の変更や休診のお知らせ、予防接種の案内といった情報発信も可能です。
若年層から中高年層まで幅広い世代がLINEを利用しているため、患者の利用ハードルが低く、予約率の向上が期待できます。特にリピーター患者との継続的なコミュニケーションを重視する医療機関に向いているタイプです。
アプリ対応型
アプリ対応型は、クリニック専用のスマートフォンアプリを通じて予約管理を行うシステムです。患者がアプリをダウンロードする必要はありますが、診療履歴の確認やデジタル診察券の利用、予約のリマインド通知など、予約以外の機能も充実している点が特徴です。
アプリを通じて患者との接点を継続的に持つことができるため、再来院の促進やかかりつけ化に効果的です。
また、医療機関側は患者の来院データを蓄積・分析することで、マーケティング施策に活用することも可能です。新規患者の獲得だけでなく、既存患者の定着率向上を目指す医療機関に適しています。
受付対応業務の効率化型
受付対応業務の効率化型は、予約機能だけでなく、受付から会計までの一連の業務をサポートする統合型のシステムです。Web問診や電子カルテとの連携、キャッシュレス決済、患者呼び出し機能など、受付業務全般を効率化する機能が搭載されています。
予約情報と診療情報を一元管理できるため、スタッフ間での情報共有がスムーズになり、業務の重複や伝達ミスを防ぐことができます。
初期費用や月額費用は高めになる傾向がありますが、受付スタッフの人員配置を見直したい医療機関や、業務全体のDX化を進めたい医療機関にとっては投資対効果の高い選択肢となります。
3. 診療予約システムを導入するメリット
診療予約システムの導入は、医療機関の業務効率化と患者満足度の向上に多くのメリットをもたらします。ここでは主要な4つのメリットについて解説します。

- 電話予約受付の負担を減らせる
- 待ち時間と院内混雑を軽減できる
- データを蓄積・共有・分析できる
- 新規患者の獲得が期待できる
電話予約受付の負担を減らせる
診療予約システムを導入することで、電話による予約受付業務の負担を軽減できます。患者がWebやLINE、アプリから直接予約することで、受付スタッフの電話対応に費やす時間が減少するためです。
特に診療時間中は電話が集中しやすい傾向にありますが、オンライン予約の導入により電話の本数自体が減るため、スタッフは患者対応や事務作業など他の業務に集中できるようになります。結果として人員配置の最適化や、スタッフの業務ストレス軽減にもつながります。
待ち時間と院内混雑を軽減できる
予約システムで時間枠や予約枠を適切に設定することで、患者の来院時間を管理し、一度に来院する患者数をコントロールできます。従来の先着順の診療では患者が診療開始前に集中して来院することがありましたが、予約システムの導入により来院が分散され、待ち時間の短縮や待合室・駐車場の混雑緩和が可能になります。
また、予約データを蓄積・分析することで混雑しやすい曜日や時間帯を把握し、予約枠の調整や患者に空いている時間帯を案内したりできます。例えば、月曜日の午前中に予約が集中する傾向があれば、その時間帯の予約枠を制限し、他の曜日への誘導を行うことが可能です。
患者自身もスマートフォンなどで予約状況や待ち時間の目安を確認できるため、適切なタイミングで来院できます。感染症対策の観点からも院内の混雑緩和は重要であり、結果として患者満足度とクリニックの評判向上につながります。
データを蓄積・共有・分析できる
診療予約システムには、予約状況や患者の来院履歴などのデータが自動的に蓄積されます。これらのデータをスタッフ間で共有することで、情報伝達のミスを防ぎ、スムーズな診療を実現できます。
また、蓄積されたデータを分析することで、診療科目ごとの予約傾向や、季節による患者数の変動などを把握できます。こうした情報は、スタッフのシフト調整や診療体制の見直し、マーケティング施策の立案など、クリニック経営の改善に活用できます。
新規患者の獲得が期待できる
オンライン予約に対応することで、電話予約に抵抗がある若年層や、仕事などで電話をかけにくい患者層の取り込みが期待できます。特に初めて来院する患者にとって、電話で予約をするハードルは意外と高いものです。
Webやアプリから気軽に予約できる環境を整えることで、新規患者の獲得機会を増やすことができます。また、予約システムを導入していることは、患者にとって「利便性の高いクリニック」という印象を与え、クリニック選びの際のプラスポイントになります。
4. 診療予約システムを比較するポイント
診療予約システムを選定する際は、自院の運用方法や患者層に合った機能を備えているかを確認することが重要です。ここでは、システムを比較する際に確認すべき4つのポイントについて解説します。

- 実現したい予約方法に対応しているか
- 電話の自動音声応答に対応しているか
- 電子カルテと連携しているか
- 院内表示ディスプレイと連携しているか
実現したい予約方法に対応しているか
診療予約システムによって対応する予約方法は異なります。順番予約、時間指定予約、時間帯予約など、自院の診療スタイルに合った予約方法に対応しているかを確認しましょう。例えば、内科クリニックでは順番予約、専門外来や検査が必要な診療科では時間指定予約などが向いています。
また、Web予約だけでなく、LINE予約や電話予約、院内のタッチパネルでの予約など、複数の予約手段に対応しているシステムを選ぶことで、幅広い患者層のニーズに応えることができます。
特に高齢者が多い場合は、オンライン予約に加えて電話予約の選択肢を残しておくことも重要です。
電話の自動音声応答に対応しているか
IVR(自動音声応答システム)機能を備えた予約システムであれば、電話での予約受付を自動化できます。患者が電話をかけると、音声ガイダンスに従って操作するだけで予約の希望を伝えられるため、受付スタッフが電話対応に追われることがありません。
診療時間外や休診日でも電話予約を受け付けられるため、患者の利便性が向上します。また、予約確認やキャンセル、予約変更までIVRで対応できるシステムもあり、受付業務の効率化に貢献します。
電話予約が多い医療機関では、IVR機能の有無を重要な比較ポイントとして検討するとよいでしょう。
電子カルテと連携しているか
電子カルテと連携できる予約システムを選ぶことで、予約情報と患者情報を自動的に同期できます。予約システムで受け付けた患者情報が電子カルテに自動送信されるため、受付スタッフが手動で入力する手間が省け、入力ミスも防げます。
また、電子カルテ側の診療情報を予約システムに反映させることで、次回予約の設定や患者の来院履歴の確認もスムーズになります。すでに電子カルテを導入している医療機関では、連携可能なシステムを選ぶことで業務効率が向上します。
導入前に、自院で使用している電子カルテとの連携実績があるかを確認しましょう。
院内表示ディスプレイと連携しているか
院内表示ディスプレイと連携できるシステムであれば、待合室のモニターに受付番号や診察状況をリアルタイムで表示できます。患者は自分の順番や待ち時間の目安を視覚的に確認できるため、不安やストレスが軽減されます。
また、呼び出し番号の表示だけでなく、クリニックからのお知らせや健康情報の配信、広告動画の再生など、待ち時間を有効活用する機能を備えたシステムもあります。
院内の情報発信を強化したい医療機関や、患者サービスの向上を目指す医療機関では、ディスプレイ連携機能の有無を確認するとよいでしょう。
5. 診療予約システム22選
ここでは、病院・クリニック向けの診療予約システムを24種類紹介します。自院に適したシステムを選ぶ際の参考にしてください。
※アルファベット順および五十音順で紹介します。
3Bees(株式会社メディ・ウェブ)

3Beesは、予約方法を柔軟に選択できる診療予約システムです。日時を指定して予約を受け付ける「Bee診察予約」と、来院順に番号を発行する「Bee順番管理」の2つのタイプがあり、診療科の特性に応じて使い分けられます。患者は時間を問わず予約を入れられ、現在の待ち状況もリアルタイムで把握できます。
LINEとの連携機能はオプション提供となっており、通知やリマインダーなど患者とのコミュニケーション手段を追加できます。
B4A(株式会社B4A)

B4Aは、美容医療や自由診療を提供するクリニック向けに設計された予約・顧客管理システムです。予約受付に加えて、スタッフの勤務状況や保有資格、診療室や医療機器の使用状況まで一元的に把握し、予約可能な枠を自動で算出します。患者はWebから空き状況を確認しながら予約を入れられます。
診療記録や事前問診の内容、施術の画像データなどをクラウド上で一括管理できるため、スタッフ間での情報共有が円滑です。
check on(株式会社エヌオーシー)

check onは、規模を問わず医療機関で利用できる予約システムです。通常の診察予約だけでなく、予防接種の予約管理や在庫管理にも対応しており、ワクチン接種を実施する医療機関で活用されています。患者が予約を入れる手段は、パソコンやスマートフォンのブラウザ、LINEなど複数用意されています。
予約の確認や日時変更もオンラインで完結するため、電話での問い合わせ対応を減らせます。複数の予約経路からの情報を統合して管理できるため、予約状況の把握漏れを防ぎ、業務の効率化につながります。
CureSmile(マムクリエイト株式会社)

CureSmileは、開業医を対象とした予約システムで、Web・電話・LINEという3つの予約経路に対応しています。運営方針に合わせて、順番で呼び出す方式や時間を指定する方式など、予約の受け付け方を設定できます。診療時間の急な変更やワクチンの供給状況など、患者に伝えたい情報を一斉に配信する機能も備えています。
受付業務を省力化する仕組みとして、診察券のデジタル化やバーコード読み取り、患者自身による受付操作などが利用可能です。追加オプションとして、電話の着信を知らせる機能や患者呼び出しの仕組み、次回予約をその場で入力できるタッチパネルなど、受付担当者の負担を軽減する機能が用意されています。
Emidel(東杏印刷株式会社)

Emidelは、予約機能に特化することで導入コストを抑えたシステムです。初期費用が不要で月額8,000円から利用でき、導入までの期間も最短1週間〜と短いため、早急に予約システムを導入したい医療機関に適しています。診療時間の案内、順番の呼び出し通知(LINEまたはメール)、診察終了後の予約データ削除、再診の予約受付、データのCSV出力といった基本機能を搭載しています。
季節性のあるインフルエンザワクチンや新型コロナウイルスワクチンの予約、発熱患者専用の外来予約にも対応可能です。機能を必要最小限に絞ることで運用のシンプルさを保ち、予約システムを初めて導入する小規模な診療所でも扱いやすい設計になっています。
iTICKET Smart Cloud(エムスリーソリューションズ株式会社)

iTICKET Smart Cloudは、クラウド環境で動作する予約システムで、院内にサーバー機器を設置する必要がありません。予約に関するデータはすべてオンライン上に保存されるため、機器の故障によるデータ損失のリスクを回避できます。患者はインターネット経由で予約を入れ、予約内容の確認や変更も自分で行えます。
予約に関する通知をメッセージで患者に送る機能があり、予約の確認や来院前のリマインド、診療スケジュールの変更連絡などに活用できます。クラウドで提供されるため、システムの保守や更新作業の負担が少なく、導入時の初期投資も抑えられる点が特徴です。
Medibot(株式会社ソラリウム)

Medibotは、LINEを中心に据えた予約・診療システムです。患者は予約の申し込みから問診票の記入、診察の実施、支払い、薬の配送依頼まで、すべてLINE上で手続きを完了できます。オンライン診療での利用を想定した設計となっており、通院が困難な患者への診療提供と、医療機関側の業務効率化の両立を目指しています。
予約枠は診察室の利用状況やスタッフの勤務状況を考慮して自動表示されるため、手動での調整作業を減らせます。予約後の確認メッセージや来院日が近づいた際の自動通知により、予約忘れや無断キャンセルの防止に役立ちます。よくある質問にはチャットボットが自動で回答し、込み入った内容のみスタッフが対応する運用も可能です。
Nest診療(株式会社Botlogy)

Nest診療は、LINEを活用したクリニック向けの予約システムで、LINEテクノロジーパートナーとして認定されています。診療内容や担当する医師ごとに予約枠を設定でき、各予約メニューに対して受付可能な時間帯や人数などを個別に管理できる柔軟性があります。
患者側はLINEから予約を入れ、過去の予約履歴を見たり、キャンセル手続きをしたりできます。医療機関側は、現在の混雑度合いをリアルタイムで表示したり、健康に関する情報を患者全体に配信したりする機能を使えます。患者と個別にメッセージをやり取りすることもでき、継続的な関係を築いて再来院を促す取り組みに活用できます。カスタマイズ用のテンプレートが豊富に用意されています。
QuiQ(株式会社peerNIST)

QuiQは、予約・受付・会計の一連の流れをスマートフォンで完結させられるクラウド型システムです。初診の段階からオンライン予約に対応し、LINEとの連携により患者は待ち時間や待ち人数をいつでも確認できます。来院時は、画面に表示されるQRコードを読み取り機にかざすだけで受付や会計の手続きが済みます。
予約や受付の状況は色分けされたアイコンで一覧表示されるため、スタッフは視覚的に把握しやすくなっています。電子カルテやレセコン、自動精算機やPOSレジとの連携機能があり、患者の基本情報や会計データを自動で取り込めるため、手入力の手間を省けます。呼び出しや簡易的な問診、通知メールの設定など、必要な機能が一つの画面にまとめられています。
Reserve Manager V4(株式会社インテクア)

Reserve Manager V4は、さまざまな医療機関のニーズに対応できる予約システムです。時間を指定する予約や順番で受け付ける予約など、複数の予約形式に対応しており、内科や産婦人科などさまざまな診療科で導入されています。院内での患者の状況を管理する機能により、待合室から診察室への誘導を円滑に行えます。
患者はWeb上から予約を入れることができ、予約状況の確認や変更もリアルタイムで可能です。医療機関側は予約枠を細かく設定したり、診療科ごとに予約を管理したりできます。カスタマイズの自由度が高く、クリニックの運用スタイルに合わせてシステムを調整できる点が特徴です。
Wakumy(株式会社レイヤード)

Wakumyは、Web問診や患者管理の機能と組み合わせて使えるユニット型の予約システムです。急性の疾患から慢性疾患、専門性の高い外来まで、患者の状態に応じた予約の受け付け方を設定できます。予約時に問診の記入を必須条件にすることで、来院前に患者の症状を把握し、診察をスムーズに進められます。
時間帯で区切る予約と順番で受け付ける予約を同時に運用でき、時間帯予約の患者を優先しながら、空いた枠やキャンセルが出た枠で順番待ちの患者を受け入れることができます。これにより診察数を最大化し、収益の向上も期待できます。同社のWeb問診システム「Symview」とセットで導入する場合は割引が適用されます。
あっちゅうま診療予約受付システム(株式会社タイムアンドトライ)

あっちゅうま診療予約受付システムは、予約の管理方法を細かく調整できるシステムです。インターネット予約に加えて、音声で自動応答するIVRにも対応しており、患者の環境や年齢層に応じた予約手段を提供できます。順番予約と時間予約を組み合わせた運用が可能で、独自の「時間帯別来院順呼出」機能により、番号の欠番や飛ばしを防ぎながら患者を呼び出せます。
予約枠の数を自動で調整する機能、診療の進行状況に応じて使い分けられる呼び出し機能、患者が自分で受付を済ませるチェックイン機能、無断キャンセルを減らすための対策機能など、受付業務の負担軽減と待合室の混雑解消に役立つ機能が揃っています。電子カルテやレセコンとの接続にも対応しており、院内業務全体の効率化を図れます。
アポクル予約(カルー株式会社)

アポクル予約は、クリニックごとの要望に応じて柔軟にカスタマイズできる予約システムです。診療科ごとに時間帯予約と順番待ち予約を使い分けられ、予約枠の上限も設定できます。「午前中は健診や予防接種の枠を少なくする」「来週の特定の曜日だけ予約を受け付けない」など、状況に応じた細かな調整が可能です。
無料で提供される専用アプリ「アポクル」やLINEからの予約にも対応し、患者の来院率向上に貢献します。予約の移動はドラッグ操作で簡単に行え、予約やキャンセル時の通知、患者へのリマインドメールの自動送信により、予約の確認漏れや来院忘れを防げます。病院検索サイト「Caloo」への掲載とセットで月額10,000円から利用できます。
診療予約2025(株式会社メディカルフォレスト)

診療予約2025は、シンプルな操作性を重視した予約システムです。初めて導入する場合でも設定作業が簡単で、クリニックの運用に合わせた調整ができます。患者はパソコンやスマートフォンからインターネット経由で予約を入れられます。
予約の状況は医療機関側もパソコンやスマートフォンでリアルタイムに確認できるため、患者は混雑を避けて来院のタイミングを調整できます。操作画面がシンプルで分かりやすく設計されているため、システムの扱いに慣れていないスタッフでもすぐに使いこなせます。必要な機能を絞り込むことで、導入や日常的な運用の負担を軽減しています。
デジスマ診療(エムスリーデジカル株式会社)

デジスマ診療は、予約から問診、支払い、次回予約までの流れをまとめて管理できるクリニック向けアプリです。QRコードを読み取るだけで初診・再診の予約ができ、アプリを使った自動受付や事前問診の記入機能を搭載しています。クレジットカードを登録しておけば診察費が自動で引き落とされるキャッシュレス決済に対応し、会計待ちの時間を短縮できます。
同社の電子カルテ「エムスリーデジカル」と連携させると、カルテの検索や受付処理、問診結果の反映を自動化できます。性別・年齢・最終来院日などの条件で患者を絞り込み、特定の層にだけお知らせを配信する機能もあり、次回予約を促す取り組みに活用できます。再来促進や患者フォローアップにより、再診率や治療継続率の向上を支援します。
テルミーアイ(株式会社アイアコス)

テルミーアイは、カスタマイズの柔軟性に優れたクラウド型の予約システムです。Web・電話・LINEからの予約や、院内に設置したタッチパネルでの当日受付など、複数の予約手段を自由に組み合わせられます。診療科や担当医師ごとに予約方法を変えたり、受付時間や人数制限、臨時休診の設定を細かく行ったりできるため、クリニック独自の運用スタイルに合わせた予約体制を構築できます。
予約情報と連動したWeb問診を実装することも可能で、問診の内容は診療科や医師ごとに設定できます。回答された問診内容は複数の端末から閲覧できるため、スタッフ間での情報共有がスムーズです。問診時間を短縮することで患者との対話時間を確保し、院内の混雑緩和にも効果があります。診察券の発行システムやQRコードでの受付、待合室のモニター表示など、関連する周辺システムの提案や導入サポートも行っています。
ドクターキューブ(ドクターキューブ株式会社)

ドクターキューブは、運用方法を柔軟に変更できる予約システムです。順番で受け付ける方式、時間を指定する方式、時間枠を設定する方式に対応しており、システム導入後も途中で予約の受け付け方を変更できます。診療科目の追加や患者層の変化など、クリニックの状況が変わった際にも予約スタイルを調整できる柔軟性が特徴です。
電子カルテやレセコンとの接続が可能で、予約データと診療データを円滑に共有できます。予約の管理画面はシンプルで見やすく設計されており、スタッフが迷わず操作できるよう配慮されています。クリニックの成長や方針転換に合わせて長期的に使い続けられる設計になっています。
ドクターズ・ファイル アポ レジタス(株式会社ギミック)

ドクターズ・ファイル アポ レジタスは、LINEと医療情報サイト「ドクターズ・ファイル」を活用した予約・患者管理システムです。LINEを通じた予約の受付、内容確認、キャンセル、リマインド通知に対応し、メールやSMSでのメッセージ送信も可能です。スケジュールを管理する画面は直感的な操作ができる設計で、予約状況を視覚的に把握できます。
管理画面では表示する項目を選んだり、予約の種類ごとに色を変えたりするなど、自院の運用に合わせたカスタマイズができます。患者の来院履歴などを詳細に管理する機能も備えており、導入から運用が安定するまで無料で何度でも相談できるサポート体制が用意されています。
ヘルステックONE byGMO(GMOヘルステック株式会社)

ヘルステックONE byGMOは、集患から予約管理、Web問診、患者呼び出し通知まで、複数の業務をまとめて扱える医療プラットフォームです。同社のクリニック検索・予約サービス「GMOクリニック・マップ」と連携することで、予約情報が自動的にカレンダーに反映されます。患者側も予約から薬の受け取りまでWebブラウザ上で完結できる仕組みです。
専用アプリや特別な機材は不要で、クリニック側がカメラ付きパソコン、患者側がスマートフォンなどの通信機器を持っていれば、そのままオンライン診療を実施できます。診察中の会話を自動で文字に起こしたり、入力した内容をSOAP形式に整理したり、要約したりする「AIアシスト機能」も搭載されています。月額料金や初期費用が無料で、クレジットカード決済の手数料のみで利用できます。
メディカル革命 byGMO(GMOリザーブプラス株式会社)

メディカル革命 byGMOは、予約から会計までの業務をスムーズに進められるクラウド型の管理システムです。オンライン診療、LINE予約、IVRといった機能により、集患や受付の省力化、再診率の改善、キャンセル率の低減などに取り組めます。再来受付機の設置やWeb予約時に発行されるQRコードを使った非接触チェックインにより、受付業務の負担を軽減し、院内の混雑を和らげます。
50以上の外部システムとの接続実績があり、患者情報や診療報酬の金額など幅広いデータ連携に対応しています。GMOインターネットグループの強みを活かした決済連携機能が充実しており、キャッシュレス決済の導入によって受付業務を大幅に削減した事例があります。導入コストを抑えたい医療機関向けに、LINE連携やWeb問診機能を利用できるDXスタータープランも提供されています。
やくばと for Clinic(メドピア株式会社)

やくばと for Clinicは、画面とUIのシンプルさにこだわった予約システムです。患者向けアプリを活用した来院後のフォローを得意としており、チャット機能などで患者のかかりつけ化を支援します。クリニック専用に設計されたアプリを通じて、お知らせの配信や予約・オンライン診療への導線を組み込むことで、集患を促進できます。
アプリ経由の予約以外にも、Web予約や、スタッフが電話や対面で受けた予約をシステムに入力する「代理予約」に対応しています。同シリーズのHP制作サービスで作成したホームページとアプリを連動させることで、患者との接点を継続的に保ち、治療を中断しそうな患者へのアプローチや再来院を促す取り組みに活用できます。
ヨヤクル(株式会社ヨヤクル)

ヨヤクルは、医療現場の声をもとに開発された予約システムです。予約の受け付け方、予約の種類、院内ディスプレイの表示、デザイン、表示内容など、100を超えるカスタマイズ項目が用意されており、クリニックの要望に応じた柔軟なシステム構築が可能です。当日の順番予約、日時を指定する予約、時間帯で区切る予約のすべてに対応し、複数の診療科での予約受付や、複数種類の検査枠の管理もできます。
基本機能として、Web経由での新患予約、予約完了メールやお知らせメール、バーコードでの受付、複数診療科・複数医師の設定、簡易的なWeb問診などが含まれています。院内に設置するディスプレイはフルカスタマイズに対応しており、待ち人数、順番、診察中の受付番号など、表示内容を自由に組み合わせられます。電子カルテやレセコンとの接続実績も豊富です。
6. 診療予約システムを導入する際の注意点
診療予約システムを導入する際は、システムの機能や利便性だけでなく、患者層や運用方法に合わせた慎重な検討が必要です。特に、すべての患者がオンライン予約を利用できるわけではない点に注意が必要です。
高齢者を中心に、スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな患者も多く存在します。オンライン予約システムのみに頼ると、こうした患者層が予約を諦めたり、来院をためらったりする可能性があります。結果として新規患者の獲得機会を逃すだけでなく、患者離れにもつながりかねません。
また、デジタル機器の操作に慣れていない患者にとって、オンライン予約は心理的なハードルが高く、患者体験を損なう要因となります。医療機関として患者に寄り添ったサービスを提供するためには、複数の予約手段を用意することが重要です。
そのため、病院やクリニックの方針としてデジタルに不慣れな患者層の獲得機会を意図的に制限する場合を除き、オンライン予約システムを導入した後も、電話による予約受付の選択肢を残しておくことが望ましいといえます。電話予約とオンライン予約を併用することで幅広い患者層のニーズに対応でき、患者満足度の維持・向上につながります。
7. 電話予約の一次対応を自動化するなら「DXでんわ」
電話予約の選択肢を残すことは重要ですが、受付スタッフの電話対応の負担が課題となります。そこで活用できるのが、IVR(電話自動音声応答システム)の「DXでんわ」です。
DXでんわは診療予約システムではありませんが、実際に多くのクリニックで導入され、患者からの予約電話の一次対応を自動化したり、SMS送信機能でWebの診療予約システムに誘導したりする用途で活用されています。
このようにDXでんわは診療予約システムと併用できるため、オンライン予約に慣れた患者はWeb予約システムを利用してもらい、電話での予約を希望する患者にはDXでんわが自動対応することで、幅広い患者層のニーズに効率的に応えられます。
電話対応の負担を軽減しつつ、患者満足度を維持したい場合は、DXでんわについても導入を検討してみてください。
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